御名神亭の業務日誌
≫2006年03月29日
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『楽園の館』 1
「ちょっと!たったこれだけなの?!」
昭栄学園女子水泳部キャプテン、橘梓は怒鳴っていた。
今日は部の強化合宿の出発日であったが、自主参加の為、集合場所の駅前に集まったのは、たったの5人だけだった。
「まぁまぁ、梓。
みんな色々予定が有るんだから、しょうがない。
ま、やる気のある奴だけ集まれば良いじゃないか。」
横からなだめる様に声をかける前田直樹は、梓の幼なじみで昭栄学園男子水泳部キャプテンである。
が、その言葉は逆効果だった様だ。
「やる気のある奴だけねぇ…。
直樹…、あんた、このメンバーを見てそういう事言うわけ?」
あぁん?といった感じで見回す梓。
「失礼だな橘。
この僕は、やる気は満々だぞ。」
そう自信満々に答える小柄な男子、水野透は言うが…。
「あんたは女子の水着が見たいだけでしょうが!」
「その通りだ!」
梓は間髪入れずに反論するが、透も自信タップリに即答する。
いきなり梓は頭を抱えたくなる。
「お姉さまぁ~。あたしをこんな奴と一緒にしないで下さいよぉ~。」
上目遣いで目をウルウルさせながら甘ったるい声を出す女子、猫森美音子だった。
「美音子…あたしをお姉さまと呼ばないでって、言ってるでしょう?」
「や~ん、お姉さまぁ~、あたしの事は“ミーコ”って呼んで下さいよぉ~。」
怒鳴り声をものともせずに、美音子は梓に擦り寄る。
…諦める気は無いらしい。
「…あ、あの…ごめんなさい…。」
女子水泳部マネージャー(実の所、マネージャーの居ない男子部の仕事の一部も兼任しているのだが)の、姫野奈緒子は梓の怒声に怯えた様におずおずと謝っている。
「あ、あの!奈緒子ちゃんは悪く無いのよ!本当だからそんな泣きそうな顔しないで…。」
「い、いえ…ごめんなさい…。」
焦ってフォローしようとする梓と、何故かまた謝ってしまう奈緒子。
それを見て、そろそろ収拾する為に直樹が声をかける。
「さて…、ともかく、集まったメンバーがこれだけなのは仕方が無いんだから、梓もその辺にして、出発しようじゃないか。
…ちなみに、顧問の高畑先生は持病の腰痛で来られないそうだけど。」
「…ま、またぁ~!
本当に大丈夫なのこの部って…。」
梓は今度こそ頭を抱えてその場にうずくまった。
昭栄学園女子水泳部キャプテン、橘梓は怒鳴っていた。
今日は部の強化合宿の出発日であったが、自主参加の為、集合場所の駅前に集まったのは、たったの5人だけだった。
「まぁまぁ、梓。
みんな色々予定が有るんだから、しょうがない。
ま、やる気のある奴だけ集まれば良いじゃないか。」
横からなだめる様に声をかける前田直樹は、梓の幼なじみで昭栄学園男子水泳部キャプテンである。
が、その言葉は逆効果だった様だ。
「やる気のある奴だけねぇ…。
直樹…、あんた、このメンバーを見てそういう事言うわけ?」
あぁん?といった感じで見回す梓。
「失礼だな橘。
この僕は、やる気は満々だぞ。」
そう自信満々に答える小柄な男子、水野透は言うが…。
「あんたは女子の水着が見たいだけでしょうが!」
「その通りだ!」
梓は間髪入れずに反論するが、透も自信タップリに即答する。
いきなり梓は頭を抱えたくなる。
「お姉さまぁ~。あたしをこんな奴と一緒にしないで下さいよぉ~。」
上目遣いで目をウルウルさせながら甘ったるい声を出す女子、猫森美音子だった。
「美音子…あたしをお姉さまと呼ばないでって、言ってるでしょう?」
「や~ん、お姉さまぁ~、あたしの事は“ミーコ”って呼んで下さいよぉ~。」
怒鳴り声をものともせずに、美音子は梓に擦り寄る。
…諦める気は無いらしい。
「…あ、あの…ごめんなさい…。」
女子水泳部マネージャー(実の所、マネージャーの居ない男子部の仕事の一部も兼任しているのだが)の、姫野奈緒子は梓の怒声に怯えた様におずおずと謝っている。
「あ、あの!奈緒子ちゃんは悪く無いのよ!本当だからそんな泣きそうな顔しないで…。」
「い、いえ…ごめんなさい…。」
焦ってフォローしようとする梓と、何故かまた謝ってしまう奈緒子。
それを見て、そろそろ収拾する為に直樹が声をかける。
「さて…、ともかく、集まったメンバーがこれだけなのは仕方が無いんだから、梓もその辺にして、出発しようじゃないか。
…ちなみに、顧問の高畑先生は持病の腰痛で来られないそうだけど。」
「…ま、またぁ~!
本当に大丈夫なのこの部って…。」
梓は今度こそ頭を抱えてその場にうずくまった。
『楽園の館』 その前に
雷「え~、実はこのシリーズ、ゲームシナリオのテスト版でした。
が、そもそもゲームシナリオの書式も全く知らないまま、いつもの勢いのみで書いた為、ダメ出し食らいまくり&モチベーションが落ちた為放置していたモノです(苦笑」
ほ「つまり駄作か(^^;」
雷「あ~、それを言っちゃあ…。
まぁ、このまま日の目を見る事無く忘れるのも何なので、ほぼそのままの形でココで公開しようと。」
み「よく言えばリサイクルだけど、
悪く言えば手抜きだねぇ…(^^;」
雷「…orz
ま、まぁそうとも言う。
つーか、ファイル整理してたら出てきたわけだけど…。
ついでなんで先ずはキャラ表から。」
が、そもそもゲームシナリオの書式も全く知らないまま、いつもの勢いのみで書いた為、ダメ出し食らいまくり&モチベーションが落ちた為放置していたモノです(苦笑」
ほ「つまり駄作か(^^;」
雷「あ~、それを言っちゃあ…。
まぁ、このまま日の目を見る事無く忘れるのも何なので、ほぼそのままの形でココで公開しようと。」
み「よく言えばリサイクルだけど、
悪く言えば手抜きだねぇ…(^^;」
雷「…orz
ま、まぁそうとも言う。
つーか、ファイル整理してたら出てきたわけだけど…。
ついでなんで先ずはキャラ表から。」