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御名神亭の業務日誌

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『御島学園 水泳大会事件』  悦  

御名神亭の業務日誌

「それじゃあ私たちは行くから、後はお願いね」
「え…っと…、どうしても…えっちしなくちゃ…ダメ?」

 ここは、私立御島学園の高等部棟の保健室。
 プールで粘液を討伐したが、倒れてしまったほむらを連れて来たのであるが、いくら初体験こそしているみことも、姉妹とエッチしろと言うのは躊躇していた。

「…あまり時間が無い。
 暴走している力を早く抜かないと、ほむらの身体にどんな変化を及ぼすか分からないから…」

 唯の横に居た零が無表情のまま告げる。
 みことが引っかかりを感じて恐る恐る聞き返すと…。

「…えっと…抜くって…やっぱり…」
「…精液
 出ないならイかせる事

 短く、ハッキリ、否定不可能な威圧を込めて言われた。

「うわ~ん! 雷く~ん!」
「みこと…その雷君が怪我して病院に行ってるから、あなたしか居ないのよ…」

 唯のトドメの一言でみことも観念した。
 何より、双子とはいえ、妹を守るのは姉たるの自分役目なのだと言い聞かせた。

、わかった…」
「それじゃあ、ほむらの事は任せるわ。
 鍵はこれで、私たちは生徒会室で報告書の製作をしているから、何かあったら呼んでね」
「う、うん、分かった。
 それじゃあ…」

 そう言うと、みことは保健室の扉を閉めて、内側から鍵をかけた。

 ほむらは既にベッドに寝かされていたが、その様子はボロボロのスクール水着のまま、苦しそうにうずくまっていた。

はぁ…はぁ…はぁ…
「ほむらちゃん、すぐ楽にしてあげるから待っててね。
 …先ずは…えっちだもんね…水着を脱がせないと…。」

 みことはほむらの水着を脱がせていく。
 肩紐を肩からはずし、腕を抜いて、火照りしっとりと汗にまみれた控えめなふくらみの頂点はその存在を主張するようにピンと立っていた。

「うわぁ…ほむらちゃんすっごい…」

 みことは思わずその先端に指で軽く触れる。 その途端。

ひゃうっ!…んんっ…んぁっ! …はぁはぁはぁ…」
「うわっ!
 ほむらちゃん、凄く敏感になってる…それにさっきより苦しそう…早く楽にしてあげなくちゃ…」

 みことは更に水着を脱がせていく。
 鍛えられ引き締まるが、なお滑らかな曲線を描くおなかからおへそのライン。
 しかし、みことの水着を脱がす手はいったん止まる。
 その先には異様に盛り上がる股間があったからだ。
 みことは嫌な予感を感じながらもこのままでは何も進まないと、一気に水着をずり下ろす。

   ぴしゃっ

 ずり下ろした水着から飛び出した“何か”がみことの顔を打つ。
 それは、みことが見たことの無いほど巨大にそそり立ち、皮も剥けた凶悪な、ほむらの“おとこのこ”だった。

ひゃうっ!
 って…何…へ!? …えぇ~~~っ!?

 みことも雷と初体験は済ませているし、その時はほむらと一緒だったから大きくなった男性の局部は見たことがある。
 が、その時のほむらの“おとこのこ”は片手で握れる程だったし、雷のソレより大きいとは思いも、いや思いたくなかったのが正直な所で、今みことの前にあるものは、鎌首をもたげた蛇か、凶暴な凶器に見えてしまう。

…え、えと…とにかくこうして…

 みことがほむらの“おとこのこ”を両手で握り、上下させる。
 すぐにほむらも反応する。

「んぅっ! …うぁ…はぁん…んんっ、はぁあああぁぁぁっ!

   どぷっ!どぷぅ どぴゅっ~

 ほむらはその刺激にすぐに達してしまい、ビクビクと痙攣しながら大量の白濁液を噴出した。

「うわっ! 顔にかかったぁ~
 って、これ…精液…だよね…ほむらちゃん、初めての時は出なかったはずなのに~。
 って、事は…やっぱりほむらちゃんの身体がおかしくなってるって事だよね…」

 今更ながらにほむらの身体の変化を実感しつつ、自分の顔や身体にかかった白濁液を観察してしまう。

「うわ~、ねばねばして、変な臭い…う゛っ! にっが~いっ!

 みことの顔にかかった精液が垂れて口に入ったその味に思わず大きな声を出してしまう。
 それで気づいたのか、ほむらが弱々しく声を出す。

…う…あ…み、みこと?
「ほむらちゃん!
 だ、大丈夫?」
み、みこと…熱い…身体が熱いよぉ…」

 ほむらの目はまだトロンと焦点が合わず、“おとこのこ”は大きくそそりっ立ったままだった。

「ほむらちゃん、大丈夫だよ。 ボクが楽にしてあげるからね」

 みことはほむらに優しく言うと、今度は白濁液に塗れたままの、ほむらの“おとこのこ”に口づけする。
 最初は、軽く啄ばむ様に…次に、剥き出しになった先端をアイスキャンディーを舐めるようにペロペロと。

うぁっ! …いいっ…気持ち良いっはぁあんっ!

 ほむらの歓喜に気を良くしたみことは、先端を頬張る。
 巨大過ぎて全てを咥える事は出来ないが、懸命に舌を絡ませ刺激していく。

「んん…ちゅぱ…じゅる…ぷはっ…(じゅぞぞ…)…ふぁあぁ…」
「うぁぁ…いや…いやぁ~…キちゃう、来ちゃうよぉ~…」

 ほむらの“おとこのこ”を咥えているうちにみことも身体が熱くなってくる。
 堪らなくなり、みことはほむらのモノを咥えたまま、自分の水着を脱いでいき、全裸になると、身体の向きを変え、ほむらに跨った。
 みことの目の前には、ほむらの“おとこのこ”と“おんなのこ”が、ほむらの目の前には、みことの“おんなのこ”が見えるように、いわゆるシックスナインの形なのだが、ほむらの前に晒されたみことの“おんなのこ”もしっとりと湿っていた

「ね、ねぇ…ほむらちゃんもボクのを弄って…、
 変わりに、ほむらちゃんの“おとこのこ”“おんなのこ”も一緒に弄ってあげるから…ひゃんっ!

 みことが言い終わる前に、ほむらはみことの“おんなのこ”にむしゃぶりついた
 指を予想していたみことは、想定外の刺激に驚きながらも、逆襲とばかりに、ほむらの“おとこのこ”を咥え、“おんなのこ”を指で掻き回す
 保健室にはぐちゃぐちゃといやらしい音をが響いている。

ふぅんっ…はぁ…んんっはぁぁいく、イクぅぅぅっ!
「はあんっ…や、だめ、だめ、ボクもボクもいくぅぅぅっ!

   どぴゅ! ぷしゃっ!

 二人は同時に達して、ほむらはみことの顔に白濁液を、みことはほむらにいわゆる潮吹きといわれるものをかけてしまう。

「うわぁ…どろどろ…。
 まるで、さっきの粘液みたい…」
もぅ…嫌な事言うなよぉ…」

 まだ弱々しいとはいえ、ほむらに多少の余裕が出来始める。
 その様子を見て、みことは心底安心した。

「…ねぇ、ほむらちゃん。
 身体の方はもう大丈夫?」

 そう言って、顔を覗き込むみことにたいして、ほむらは言いにくそうにオズオズと言った。

…あ…あの…、あたしのアソコ…まだ…熱くて…治まらないの…。
 みことぉ…も、もっとしたいよぉ…」

 普段、強気なほむらがみことに縋り付くように訴える姿に、みことはほむらが可愛くて仕方が無い。
 だから、思いっきり優しい声でほむらに囁く。

「うん、ほむらちゃんが満足するまで…ボクでいっぱい気持ち良くなろうねっ」
「みことぉ~」

 まさに“がばっ”と言う擬音が聞こえそうな、子猫が親猫に駆け寄る勢いでほむらが飛びついてくる。
 二人は抱き合いキスをする。 舌まで絡めあい、唾液を混ぜあうディープキス。

「んんっ…ちゅぱ…んはぁっ…ん、もう…ほむらちゃんのえっち」
「だぁってぇ…って言うより、みことも舌使いがエロい~」
「「ぷっ…あはははっ!」」

 二人は笑いあい、抱き合い、汗と体液に塗れたお互いの身体を弄り合い、唯一無二の片割れを感じあう。
 やがて、またもほむらを下にしたみことが自身の“おんなのこ”をほむらの“おとこのこ”にあてがう。

「さぁ、お姉さんが入れてあげるからねぇ~」
「もぅ、双子なのにどっちが上も無いのに~」
「んふふ、そういうことを言う子は…こうだっ!

   ずぷぅっ!

「ふわぁっ…」

 みことはほむらの“おとこのこ”をトロトロなった自分の“おんなのこ”に一気に挿入する
 ほむらは堪らず声を漏らしてしまう。

んん…こんなに一杯なんて…ボクの中に…ほむらちゃんが入ってるぅ…」
ぁあ…みことの中…熱くて、きつくて…でも気持ちよくて…も、もっと気持ちよくなりたいよぉ…」
「ちょ、ちょっとほむらちゃん…いきなり動いたら…あんっ…まだなれてっあん…ないのに~…ふぁあ~っ

 挿入のあまりの気持ちよさに、ほむらの腰は無意識にみことを突き上げる。
 みこともほむらが動いてくるとは思わなかったので、想定外の刺激についていけない。
 二人は接合部だけでなく、なだらかなお腹や、まだ膨らみかけの双丘をすりあわせ、シコった先端同士の当たる刺激に背筋を震わせ、快楽を貪りあった。

「だ、ダメ! …ほむらちゃん、ほむらちゃんっ!
「みことぉ…みことぉ~っ! も、もうイクっ!イクよぉ~!
「いぃ…良いよ! ボクの中でイッってぇ~~~!
はぁあぅぅ~~~~!

   どぷっどぷっ…   ごぽ…ごぷ…

 みことの膣内(なか)に吐き出された大量のほむらの白濁液はみことののなかに収まりきらず、二人の接合の隙間から溢れ出す。

気持ち…良かった…
「んふふ…ボクも…今度は雷くんと一緒に…しようね…」

 ベッドに並んだ二人は手を繋ぎ、終わった後の倦怠感のままに、まどろみに落ちる。
 二人の頬を涼やかな風が撫でていた。


 後日、御島学園 高等部生徒会室

「わざわざおじ様方がいらっしゃる事でもありませんでしたのに…」

 生徒会長、御島唯が恐縮しながら言う。
 軽く会釈をしながら、無言で零が紅茶を出す二人の人物、
 それは、スーツ姿でにこやかな笑顔を絶やさない、御神の一族の現宗主であり雷の父、御名神光輝と、
 筋骨隆々の巨体を羽織袴で包んだいかにもといった風貌の御剣家当主でほむらとみことの父、御剣鋼刃であった。

「あぁ零、ありがとう。
 いやいや、今回の一件、過去の私達の取りこぼしみたいなモノだしね」
「…そうだな、我等の不始末を、よもや子が始末を付けるとは因果なものだが…」
あの粘液、一体何だったのですか?」

 唯は事件以来、疑問だったあの粘液の正体を知りたくなった。

「うむ、アレはこの国に渡って来た、ある人外の民の神。
 …いや、神を創造しようとした成れの果てだ」
「…神!? …成れの果て?」
「えぇ。
 元々、隣国の建国神話に出典があるらしいのですが…何せ、その人外の民と言うのが、生産的な事を行わない…他の民や人間から奪い、犯す事で成り立っていたらしく…“世界”からも見放されてしまいました」
「…えっと、“世界”から見放されるってとんでもない事なのでは?」
「そもそも、“世界の意思”はそこそこの揺れ幅なら受け止められるものなのだが…。
 愛殿の依頼でワシと光輝で説得しに行ったのだがな…やれ『悪いのは自分達で無い』だの『我らを迫害した当然の報い』だの、さっぱり話し合いにならんくてなぁ」

 鋼刃は当時を思い出したのか苦虫を噛み潰したような顔をする。
 話を聞いていた唯は呆れてしまう。 …隣の零さえ…。

「…え、えっと…、その民って略奪を生業にしているようなものなんですよねぇ…」
「はい、挙句の果てに『取られるのが嫌なら、我らに先に差し出せば良い』と…。
 で、私たちに襲い掛かってくる訳ですが…」
「まぁ、威勢は良かったのだが…彼奴ら、話にならない位弱くてなぁ…」
「いえ、それはお二人が強すぎるのでは…」
「それにしても、ものの数分で形勢逆転ですからねぇ。
 それで、長らしき人物が神の召喚をしようとする訳ですが…生贄が“自分以外の自分の民”でして…」

 唯も零もあまりのとんでもなさに開いた口が塞がらない。

「アレは酷かった…陰に隠れていた女子供も容赦無く…ある意味地獄だった…」
それでも召喚はしたんですよ…次の瞬間には崩れ落ちて、例の粘液状になりましたが
「ど、どう言う…」
「つまり、召喚が不完全だったのだな…。
 それで姿を保てずに、ただ食らう事のみの粘液と化した…粘液化してから最初の犠牲者は召喚した長だったがな」
「…自業自得ですね…」
「ともかく、残った民は散り散りに逃げ、残った粘液を放って置けばどんな被害になるか分かりませんからね、私と鋼刃で滅したんですよ」

 唯はふと疑問を感じ鋼刃に尋ねる。

「えっと…鋼刃おじ様はどうやってあの粘液を…」
「む? そんなものは気合の入った一撃を叩き込めば良いだけでは無いか?」
は?

 唯が訳の分からないと言う顔をしていると、光輝が補足する。

「いや、鋼刃の場合、剣圧と言うか剣風で粘液を分子レベルまで粉砕していたんであって…普通の人では出来ない芸当だよ」
「…人を人外扱いするな!」

 唯はひそかにやっぱり人外レベルなんじゃないかと思ったが、もちろん言わない。

「…それよりは、だ。
 ほ、ほむらの様子はどうなんだ?」
「…と、まぁ実は鋼刃の奴がほむらちゃんの事が心配で、如何しても付いてくるって聞かなかったのさ」
「は、はぁ…」

 その強さと裏腹に親バカと言うか…、娘の事を早く聞きたい鋼刃と、宗主とは思えない程軽いノリの光輝に唯は次の言葉が出てこない。
 淡々と説明を始めるのは、零の方であった。

「…経緯はお渡しした報告書の通りです」
「ほむらの状態ですが、後日病院での精密検査によると、数値は全て正常だそうです。  …ただ…」
ほむらの男性器が以前と違い、機能、勃起時の大きさ等、ほぼ一般の男性のソレと変わらぬ状態です。
 体内の睾丸が機能している為、射精も出来ます。精子らしきモノもありますが、受精能力はなんとも言えないそうです」

 唯に代わって言いにくい事を事務的に零が言っていく。
 唯が補足をしていく。

「原因は言うまでも無く、粘液化したプールの水を飲んだせいでしょう。
 現在のほむらはほぼ完全な両性具有という事になります。」

 話を聞いて鋼刃は黙って唸ってしまった。
 光輝が話を続ける。

「一つ疑問と言うか謎なんだけど、粘液に捕らわれた人達は何も無かったそうだけど?」
「あくまで推測ですが、みこととほむらによって出現した力…暫定的にフェニックスと呼んでいますが…。
 とにかく、一度粘液に完全に消化された所から再生されています。
 一方ほむらの方は浄化したといえ、やはり変質した部分は残った…と」
「なるほどねぇ」

 光輝が納得している横で、今まで唸っていた鋼刃が問いただす。

「…一つ聞くが…本当にソレ以外はほむらは無事なんだろうな?」
「はい。
 変わったと言えば、女の子からのラブレターが増えたとぼやいているようですが」
「ほむらちゃんらしいねぇ」

 様子を見に行った時も下級生に告白されていたほむらの姿に苦笑する唯と、その姿を想像できる光輝の笑みの横で鋼刃がカっと目を見開きひざを打つ。

うむ! ならば良し!
 これで憂いも消えた。 唯譲ちゃん、零譲ちゃん、ご苦労だったな。」

 そう言うとソファーを立ち上がり、退室しようとする。
 唯は慌てて言った。

え!? こ、鋼刃おじ様?
 二人には会っていかれないのですか!?」
うむ!
 息災ならば良し! はっはっはっ
「は、はぁ…

 呆気にとられていると光輝がそっと耳打ちする。

「鋼刃の奴、突然娘に会っても、何を言って良いのか分からないのさ。
 まぁ、うちの息子ともども、宜しく言っておいてよ。
 …あんまりやり過ぎないように、ってね」

 軽くウインクして鋼刃の後に続いて退室する光輝を見送りながら、唯は改めて二人の伯父のとんでもなさを認識していた。


後日談…。

「ちょ、ちょっと…本当にココでするのか?」
「だってほむらちゃん、今ガマン出来ないでしょ?」
「だからって体育倉庫なんかで…」
「いいからボクに任せて。
 ほら、ブルマ脱いで、えいっ!

   ずるっ

 ここは普段部活動以外ではあまり使われない第三体育館の体育倉庫。
 みことは少し埃っぽい体操マットにほむらを押し倒すとブルマをサポーターとスポーツショーツごと一気に脱がしてしまう。

「やぁあぁぁぁ…」

 いくら人通りが少ないとはいえ、警戒して悲鳴も抑え目なほむらは、今下半身を隠す物は何もなく、“おとこのこ”が存在を主張していた。

「ほらね、サポーターからはみ出ちゃうんだもん。
 出したくなったらボクに言ってね?」
「…だ、だってぇ…あたしから言うなんて…恥ずかしい…」
「う~ん、もうネコ化しちゃってるんだ」

 みことも最近気づいたのだが、いつも自分のことを“オレ”と言っているほむらが、えっちな行為の時には“あたし”になるのだった。
 困った事に、普段とのギャップでつい、いぢめたくなるような気分になってしまう。

「さて、それじゃあ、ほむらちゃんのおち○ちんを可愛がってあげようねぇ~」

 そう言ってみことは、ほむらの“おとこのこ”を優しく握って上下させる。

ちょ、ちょっとイキナリ!
 んんっ…はぁ…はぁ…はんっ…ふわぁあぁ~」

 こうして何度かほむらを静めていたみことは、ほむらのツボも分かってきたのでそこを重点的に攻めていく。

「ふぁんっ!…はあぁっ!…も、もうイっちゃう…イっちゃうよぉ~!

 あっさりとみことにイかされたほむらが白濁液を噴出した瞬間、開かない筈の体育倉庫の扉が開いた。

   がらっ!
   どひゅっ!どひゅぅっ!


「みこと、体育の時間中にこんな所に呼び出して何の…抜け出すの大変なんだぞ…って、ぅわっ!
「へっ!? ら、雷…いやっ! 見ちゃダメ!だめぇ~…」

 ほむらの目の前に居るのは、幼馴染で初めてをあげた御名神雷。
 目を見開いて凝視する先はもちろんほむらの“おとこのこ”で…ほむらは止める事も出来ずに痴態をさらす羽目になってしまった。


「んもぅっ! みことのバカ!ちゃんと鍵かけてよぉ~」
「ごめんごめん。
 ん~、確かにちょっとタイミングが悪かったけどぉ~、どっちみち、いつかは雷君にもはなさなくちゃいけないんだし…」
「そうだけどぉ、タイミングがあるじゃないかぁ~。」

 さすがに機嫌を損ねたほむらにみことが謝るのだが、なかなか収まらない。
 ところが、先ほどの行為でほむらの下半身に覆うものは無いまま、手で隠しているだけの状態で…いつのまにか雷がそっとほむらの太ももに手を伸ばす。

ひゃぅっ!
 ちょっとぉ、雷まで…あ…だめそこは…」
「ほむらのココはぐっしょりしてるね。
 こっちは…あはは、ぼくのと一緒だねぇ~」
「それは笑い事じゃないぃ~んん…はぁんっ!

 抗議するものの、刺激で思考がついていかなくなっているほむらに雷がとんでもない事を言う。

「それじゃ、ぼくとみことでほむらを気持ちよくしてあげるね
「うん、そうだね」
ふえ?

 ほむらが会話の意味を理解した時にはほむらの“おとこのこ”はみことの中に入って、“おんなのこ”に雷のモノをまさに入れる瞬間だった

「ちょ、ちょっと、まってっ! まってよ…ふぁあぁぁぁぁっ!

 二人に挟み込まれるようにしかも“おとこのこ”“おんなのこ”同時に受ける刺激にあっという間にほむらは上りつめてしまう」

「あぁんっ!…も、もう…イ、イっちゃう…イっちゃうぅぅはぁあああああぁぁぁん!…」
「ボクもイっちゃうぅよぉ~~~っ!
「うぅ…さ、三人で一緒にぃぃぃっ!」

 三人同時に達した快感に酔いしれながら、ほむらはすっごい良いけど、癖になりそうで怖いなぁ、と思っていた…。

 (『御島学園 水泳大会事件』 全編 了。)

Comment

[784] Re: 『御島学園 水泳大会事件』  悦  
 もはやカウンターは4万4千オーバーですが、ようやく4万ヒット記念エロSS完結です。

 …何?今回だけあれば良いんじゃないかって?   …ぶっちゃけ、趣味です(爆
 なんつーの?ほむらとみことの過去話が書きたかったり、合体攻撃とか、ほむらのアソコ談義だったり、ぶっちゃけ趣味ですな(笑

 ついでに言うと、このSSはフィクションであり、実在する人物、団体には一切係わりがありません(笑
    …や、ほんとうに(ぷ

 そんなこんなで、今回も濃厚なエッチかといえば、負け組みな感じですが、感想があるとうれしくてまた書くかもしれません(笑
[785] Re: 『御島学園 水泳大会事件』  悦  
はっはっは、エロいですな(^_^)。良い良い。可愛いじゃないですか。
いつもそうですが、きちんとした背景の設定が色々ありそうな感じがしますよね。こういうの見ると二次創作したくなってきます。
ただ、まだ情報が少ないのとそもそも世界観の基本ルールがわかってなくて手を出しにくいので……。
でも、ホントいうとそれ以前に気力が。最近、俺って負け組だなー……とorzなので。
[788] Re: 『御島学園 水泳大会事件』  悦  
●水響 俊二さん
 ありがとうございます。

 世界観の基本ルールですか…ん~近いのは、塵骸魔京で、“世界”と言うか愛(まな)はFateの英霊システムかなぁ~?
 んで、今回の御島学園はねぎま!のまほら学園…って、昔っから考えていたのに、その手をやるたびに補完されて固定化してるっぽいんで一度基本設定を打ち出して公開するのも手かも(苦笑

 あ、うちの設定では、“人間”ってのは、字の通り、昔カミと呼ばれていたヒト形の種族(エルフ、ドワーフ等のこちらの世界では通常デミヒューマン“亜人間”と呼ばれている種族や、天津神や国津神、アース神族等の神族)の混血が重なって種族化(つまりヒト族の間に生まれたと言う意味)したって設定。(ほら、神族とか「たかが人間ごときが!」って言うのは混血って意味で見下してる訳だ(笑
 「他のヒト族、長命 人間、短命」→「短命種ほど繁殖力が強い」→「混血は増える、純血は減る」って流れで、地球の支配権を得ている。
 で、色々混じってる故に通常特化した能力も無いが、時々神族にも匹敵する力を持つ者が出てくる。
 御神の一族ってのは、一応人間のカテゴライズなんですが、比較的その名残を残しているんで、かなり多くの割合で異能力者を産み出す集団と化しているんですね(だから他にもそんな一族が世界中にいたり、人外の民がひっそり生活してたりします)、っと軽く軽くねぇ設定を(笑
[789] Re: 『御島学園 水泳大会事件』  悦  
なるほど。やはり、なかなか奥が深そうですね。
まあ、なんとなく雰囲気はわかりました。なんか知らないネタも結構ありそうですが。塵骸魔京も実はやってないし(^_^;)。
この機会に、これまでに公開された分を読み直すのもいいかな?
[793] Re: 『御島学園 水泳大会事件』  悦  
とりあえず太字はいいと思いますが、大きくしたり小さくすると逆効果かも、と思ったりw
……ほむらさん、エッチですね……エロいのはみことさんかなと思いますが(……なぜだろう)
[794] Re: 『御島学園 水泳大会事件』  悦  
●charonさん
>大きくしたり小さくすると逆効果かも、と思ったりw

 そうなんですか~(汗
 なんつーか最近文字装飾が癖になってるからなぁ…気をつけよう(苦笑

 ちなみに、ほむらはエッチの時は流されてますね(笑
 つーか、きっと普段と反対にみことの方が主導してるんでエロく見える…いや、エロいのかな?(笑

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水上雷太

Author:水上雷太
『水上雷太』
 「全スポ会会長」
 「御名神亭やとわれ店長」
 「サイト管理人」
 様々な“自称”を使い分ける男。ぶっちゃけ三十路ヲタ(ぷ

 ブログ開設4年目に突入し、何を血迷ったかサイトまで開設する。 どこまで突き進む気だ?

『御剣みこと&ほむら』
 御名神亭の店員。双子の姉妹。
 一見中○生並のコンパクトボディだが18才以上(笑
 一人称が「ボク」と「オレ」だが女の子。
 ほむらはふた○りだが女の子!

『Dr.ノーザンウェスト』
 御名神亭に住み着く、謎の「萌え学」講師。
 某キ○○イ博士に似ているのはただの噂(笑
『ワイルド=エルザ』
 通称「ワルザ」Dr.が某所から設計図を入手して作り上げたモエロイド。
 語尾はお約束の「ロボ。」(笑

 ここは、上記メンバーでお送りするエンターテイメントサイトである。

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