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御名神亭の業務日誌

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父親たちの星条旗

御名神亭の業務日誌

雷「久しぶりの映画レビューです。」
み「えっと『父親たちの星条旗』ですが…
 これ、監督が名優、クリント・イーストウッド氏で、61年前、日米の激戦区となった硫黄島を舞台にした2部作のうちの米国側視点の映画です。」
ほ「日本側視点は12月9日公開の『硫黄島からの手紙』になる。
 つーか、実写映画は戦争物が多いな(--;」
雷「…言われてみれば…(苦笑
 まぁ、ともかくレビュー行きます。」
み「いつも通り、この先ネタバレに付き自己責任でお願いします(^^)」

雷「毎度恒例一言レビュー。」
ほ「恒例かよ…(^^;」
み「一言って強引だよね(^^;」
雷「…そう言われてもなぁ…、っと、ともかく、
 観れ!そして、次の公開を待て!
ほ「うぉっ!Σ(・・;」
雷「え~、舞台と状況は冒頭で説明したんで省くけど、
 この映画、今までの米国製戦争映画と思ったら大違い!
み「と、いいますと?」
雷「普通、米国が戦争映画を作ると英雄が出てくるんだけど…。」
ほ「米国の正義を体現するような勧善懲悪的なもんが多いな(^^;」
雷「クリント・イーストウッド監督は、あくまで、普通の一兵士を描こうとしてる。
 しかも政治的、理想的な意図で英雄と祭り上げられたね。」

ほ「確か、米国で硫黄島と言えば星条旗を掲げた兵士たちの写真らしいな。」
雷「らしい。
 んで、実はこれには隠された真実があり、それに踊らされた兵士の苦悩がメインになる。」
み「では、戦闘シーンはメインじゃないんですか?(^^;」
雷「基本、戦闘シーンは回想として描かれる。
 っても、気合は入ってるけどね。 入りすぎて、かなり悲惨でグロい表現がこれでもか、って入るから、そっち系が苦手な人には厳しい。
 が、それに耐えてでも観て欲しい。」
ほ「戦争の悲惨さは出てるんだな(--;」
雷「うん。
 だけど、本当に悲惨なのは、星条旗を立てた兵士(実は違うんだけど)が、本国の人間に戦争肯定のプロパガンダや、切迫する戦費調達の為の国債集めのツアー引きずり回され、国民的英雄に祭り上げられる事。
 そのギャップは悲惨。」

ほ「人間、英雄と言うか、物語を求めると言うが…(--;」
み「英雄にされた側はたまったもんじゃないですね(--;
 しかも、国債って…。」
雷「いや、これは自分は初耳だったんだけど、あの大国アメリカでさえ、実は戦費を捻出するのに必死だったって事。」
ほ「それだけ戦争ってやつは資源と兵士の無駄遣いの極みなんだな(--;」

雷「そんなわけで、これは硫黄島の戦いをアメリカイズムとは違う視点で描いた映画で、ぜひ劇場で見て欲しいです。」
み「かなりの高評価ですね(^^)」
ほ「まぁ、雷太は評価が甘いけどな(^^;」

雷「ただし、個人的に複雑なシーンが一つ。
 それは、擂鉢山に星条旗を立てるシーン。」
み「でもそれって、この映画のメインでは?(^^;」
雷「ん~、なんつーか、理屈じゃなく嬉しくないっつーか…むしろ凹むというか…(汗」
ほ「まぁ、分からんでもないが、日本人的にって事にしておけ(^^; ついでに言うと、映画じゃ端折ってるが、星条旗を立てた後も取ったり取られたりの一進一退で米国の予測じゃ5日で落とす所を、36日も粘った挙句の日本軍の全滅だからな。」
み「米国側の被害も甚大だったらしいですからね。」

雷「で、エンドロールの後に日本側視点の『硫黄島からの手紙』の予告があったわけですが…
 えらい名優ぞろいで期待しないわけにはいかないですよ!
 つーか、予告のシーンだけでも泣けそうだ(ぉ
ほ「なんだかなぁ(--;」
み「まぁ、双方見てこその2部作ですからね、期待しましょう(^^;」

 かおるんるん。

Comment

[763] Re: 父親たちの星条旗
いや、ホント、硫黄島からの手紙は期待大ですね~

あと、よかったのは、エンドロールに流れる実際の写真。
あれはよかったですね。
それにしても、硫黄島の戦闘に関して自分がどれだけ無知なのか
よくわかりましたよ。
ぜんぜん知りませんでしたもの。たしか、学校でもやらなかったような・・・
こういう機会に、ぜひ戦争を知らない世代にも
戦争というものを考えてほしいものです。
[764] Re: 父親たちの星条旗
 確かにこの辺の年代の歴史って学校でやりませんからね。
 しかも、前に村町元外相が言っていた言葉に、「その時代の歴史は文部省とは違う事を教える教師(日教組などの反日or左翼教師ですね)がいるから、サラッと流すのが事例になってる」って(汗

 だから、日本は戦争って物を客観的に見る教育をしてこなかったと。
 で、またしても外国人に先を越されるってのも情けないんですがねぇ(苦笑

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水上雷太

Author:水上雷太
『水上雷太』
 「全スポ会会長」
 「御名神亭やとわれ店長」
 「サイト管理人」
 様々な“自称”を使い分ける男。ぶっちゃけ三十路ヲタ(ぷ

 ブログ開設4年目に突入し、何を血迷ったかサイトまで開設する。 どこまで突き進む気だ?

『御剣みこと&ほむら』
 御名神亭の店員。双子の姉妹。
 一見中○生並のコンパクトボディだが18才以上(笑
 一人称が「ボク」と「オレ」だが女の子。
 ほむらはふた○りだが女の子!

『Dr.ノーザンウェスト』
 御名神亭に住み着く、謎の「萌え学」講師。
 某キ○○イ博士に似ているのはただの噂(笑
『ワイルド=エルザ』
 通称「ワルザ」Dr.が某所から設計図を入手して作り上げたモエロイド。
 語尾はお約束の「ロボ。」(笑

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