『富士登山記2005』その4
御名神亭の業務日誌
雷「さて、富士登山記もいよいよ大詰め!」
み「そんなに大げさに言わなくても…(^^;」
ほ「まぁ、ほっといても自爆するだけだ(^^)」
雷「冷たいなぁ…(汗」
み「そんなに大げさに言わなくても…(^^;」
ほ「まぁ、ほっといても自爆するだけだ(^^)」
雷「冷たいなぁ…(汗」
雷「さて、富士山山頂に着いたのが3時過ぎ、日の出は4時45分頃。まだ時間があるんで、残った食べ物を食べたり、トイレに行ったりして時間を潰す。
今回は比較的暖かいほうで楽だったかな。風があると時間を潰すだけでも辛いからね。」
み「そういえば、富士山のトイレ事情ってどうなってるんです?」
雷「今はハイテクトイレなんかが有るけど、昔は垂れ流しだったって聞いてる。」
ほ「良いのか?それ…(^^;」
雷「実は良くない。
何せ、富士山は高高度で、空気は薄く、気温は低い。
となると微生物の分解はほとんど期待できないからいつまでも残る。
ついでに言うと、観光地化されて比較的気軽に来れるんで、ゴミをポイ捨てする輩も居たりして…結局、世界遺産に登録しようとしたら却下された事が有ったりする。
まぁ、自分のゴミくらいはしっかり持ち帰って、トイレが有料でも文句を言うな、と(苦笑」
ほ「やっぱ、大変な所だな…(^^;」
雷「さて、何だかんだで、4時ぐらいになると空も白み始めて来るんで、御来光が見えるポイントまで移動。」
み「あれ?移動するんですか?」
雷「『富士宮口』から登ると少し東に歩かないと御来光が見れないんだよ。(リンク先下方、立体図の右側が東)」
み「あぁ、ほぼ真南になりますからね。」
雷「そう言う事。
で、場所を確保して後はひたすら待つ。以下、比較的まともに写った写真から時間順で。」
み「最後の方はブレちゃってますね(^^;」
雷「ブレた、つーか、霧というか雲が出ちゃってねぇ、残念ながらぼやけちゃったんだよ。」
ほ「言い訳くさいぞ(^^;」
雷「いや、本当だってば、さて、御来光が隠れた後、どうしようかと思ったんだけど、山頂から少し東に歩いたよね。
んで、そのまま、お鉢巡りをしたんだけど…。」
み「何か問題でも?」
雷「雲が出て、景色が見れなかった(泣
晴れていれば、太陽の反対側に富士山の影が映る『影富士』が見れたんだけど…残念。」
ほ「ついてないなぁ…(^^;」
雷「途中、雨はパラつくし…それでも折角なんで、本当の日本一の場所に立つべく、『剣が峰』へ。」
ほ「本当の?(・・;」
雷「そう、富士山の標高3776mってのは、三角点を設置してる場所の事。え~っと、富士山観測所と言えば分かるかな?」
み「気象レーダードームですね。」
雷「“元”ね。
今は無人観測になって、ドーム自体も富士吉田の道の駅に降ろされてる。」
ほ「そうなのか…。」
雷「あのドームがかっこよかったんだけど…ってのは、個人的意見だけど…そして、ついに日本一の高みへ。」
み「……(^^;」
ほ「……(^^;
つーか、なんだ?この奇妙な物体は…。」
雷「本邦初公開、自画像の通称『風船頭(バルーンヘッド)』だけど何か?
まぁ、ほぼマウス書きのフリーハンドなんで歪んでるのは勘弁(笑」
ほ「…もういい…(--;」
み「…店長…本当に人間ですか?(^^;」
雷「いちいち、うるさいなぁ…。
ともかく、後は下山するだけなんだけど、富士宮口は行きと帰りが同じ道。しかも、何度も来てるって訳で、帰りの順路変更。『御殿場口』から下山して、途中で宝永山経由で、富士宮口6合目に戻るルートに。」
ほ「相変わらず、いい加減な…(^^;」
雷「いつも同じじゃ飽きるからね、っと、思ったのが運のつきだった。」
み「何かやらかしたんですか?(^^;」
雷「まぁ、あせらない。
ともかく7時過ぎに下山開始。
こちらのルートはかなり人が少ないので下りるのは楽(?)。天気も曇ったお陰で、暑過ぎず、日焼けもあまりせずにすんだしね。
ところが、8合目まで下りたところで、水が尽きた。」
み「えっと、1,5ℓ持っていたんですよね?」
雷「まぁ、もともと水をよく飲む体質だしなぁ…。で、ただ下りるだけなら多分我慢してたかも知れないけど、寄り道してるんで、山小屋でお茶のペットボトルを一本購入。
なんと、一本500円!」
ほ「高っ!Σ(@@;」
み「流石にびっくり(^^;」
雷「まぁ、これはしょうがない。富士山では高度と物価が正比例してるから(苦笑
今はブルドーザーで上がってけど、労力かかってからねぇ。
あと、8合目あたりから宝永山を見た所。」
雷「さて、7合目まで下るとこの『御殿場口』最大の見せ場、『砂走り』がある。
折角なんで、分岐地点まで少しやってみた。
すっげー、楽しいけど、怖すぎる(爆
本当に一歩で1~2mぐらいすっ飛んで行ける…が、逆に止まらない止まらない(汗
これで転んだら確実に死ねると思いました。楽しかったけど。」
ほ「どっちだよっ!(^^;」
み「本当に店長、こういう事好きですねぇ…(^^;」
雷「まぁね。
しかし、異常に疲れるんで途中で普通に下って、宝永山の分岐へ。」
宝永山から富士山側を見る。
み「凄い風景ですね。」
雷「確かにそうそう見れない絵ではある…が、落とし穴があった。
まず、宝永山は途中で行き止まりになる。一度戻って、富士宮へ行くには火口に下りるルートしかない。(一応火口に下りない、大きく回避するルートもあるようですが)
しかも、下りは『砂走り』の様で、岩がかなりゴツゴツして下り難い事この上ない。
更に、一度火口に下りたら、今度はまた登り…夜通し富士山を登って疲労困憊の体に、更にとんでもない試練だった。…お茶が無ければマジで倒れてたかも(汗」
み「大変なルートですねぇ…(^^;」
雷「まぁ、本気で気力だけで歩いてた感じ。
傍から見たら、ゾンビが歩いてるもんだよ(苦笑
んで、もう少しって所で、小学生らしき団体が向こうからやってくるんで、思いっきり道を譲るふりして、休憩してた。つーか、邪まな考え一つ浮かばなかったぐらい、いっぱいいっぱいでした(爆」
ほ「そこで、何を考えろって言うんだか…(--;」
雷「まぁ、冗談だけど(ぉ
余裕は無かったな。何とか6合目まで着いて、休憩。アイス1個200円は普段なら高いと思うだろうけど、それ以上の美味しさだったね。
ちなみに、アイス食べてたら、山小屋のバイトの娘に(疲れてる事を)心配されちゃったよ(苦笑」
み「よっぽど疲れて見えたんですね(^^;」
ほ「営業スマイルみたいなもんだろ(^^;」
雷「まぁ、どっちも否定できないけどね。
ともかく、5合目に下りたのが10時。なんと下りは3時間しかたってない!
まぁ、砂走りで短縮したのもあるけど、宝永山はもっと居た気がするんだけどねぇ。
さて、そのまま帰る体力は流石に無かったんで、車でまた寝て、11時ごろ目が覚めたんで、富士山を後にする。
余談ながら、流石に土曜日だけあって、駐車場は満杯。五合目から2,7km下がった所まで路上駐車してた(汗」
み「シーズンだからねぇ…(^^;」
ほ「しかし、五合目に行くだけで疲れそうだ(^^;」
雷「そんなこんなで、疲れきっていたんで、他に何もせずに、高速に乗って帰宅。本当に疲れた旅でした(苦笑」
み「長かったねぇ…読む人大変だねぇ(^^;」
ほ「まったく。読みやすい旅行記にならないのが雷太らしいが(^^;」
雷「…ほんと、最後までケチをつけるなぁ…(泣
さて、富士登山は確かに大変だけど、ヲタの自分でも登れる山です。
皆さんも一度登って見ては如何でしょうか?そこには他では見れない景色が見れますよ。」
富士山に、一度も登らぬ馬鹿、二度登る馬鹿。
ほ「何度も登ってる雷太は、大馬鹿だな(^^)」
雷「うっさい!」
かおるんるん。
今回は比較的暖かいほうで楽だったかな。風があると時間を潰すだけでも辛いからね。」
み「そういえば、富士山のトイレ事情ってどうなってるんです?」
雷「今はハイテクトイレなんかが有るけど、昔は垂れ流しだったって聞いてる。」
ほ「良いのか?それ…(^^;」
雷「実は良くない。
何せ、富士山は高高度で、空気は薄く、気温は低い。
となると微生物の分解はほとんど期待できないからいつまでも残る。
ついでに言うと、観光地化されて比較的気軽に来れるんで、ゴミをポイ捨てする輩も居たりして…結局、世界遺産に登録しようとしたら却下された事が有ったりする。
まぁ、自分のゴミくらいはしっかり持ち帰って、トイレが有料でも文句を言うな、と(苦笑」
ほ「やっぱ、大変な所だな…(^^;」
雷「さて、何だかんだで、4時ぐらいになると空も白み始めて来るんで、御来光が見えるポイントまで移動。」
み「あれ?移動するんですか?」
雷「『富士宮口』から登ると少し東に歩かないと御来光が見れないんだよ。(リンク先下方、立体図の右側が東)」
み「あぁ、ほぼ真南になりますからね。」
雷「そう言う事。
で、場所を確保して後はひたすら待つ。以下、比較的まともに写った写真から時間順で。」
み「最後の方はブレちゃってますね(^^;」
雷「ブレた、つーか、霧というか雲が出ちゃってねぇ、残念ながらぼやけちゃったんだよ。」
ほ「言い訳くさいぞ(^^;」
雷「いや、本当だってば、さて、御来光が隠れた後、どうしようかと思ったんだけど、山頂から少し東に歩いたよね。
んで、そのまま、お鉢巡りをしたんだけど…。」
み「何か問題でも?」
雷「雲が出て、景色が見れなかった(泣
晴れていれば、太陽の反対側に富士山の影が映る『影富士』が見れたんだけど…残念。」
ほ「ついてないなぁ…(^^;」
雷「途中、雨はパラつくし…それでも折角なんで、本当の日本一の場所に立つべく、『剣が峰』へ。」
ほ「本当の?(・・;」
雷「そう、富士山の標高3776mってのは、三角点を設置してる場所の事。え~っと、富士山観測所と言えば分かるかな?」
み「気象レーダードームですね。」
雷「“元”ね。
今は無人観測になって、ドーム自体も富士吉田の道の駅に降ろされてる。」
ほ「そうなのか…。」
雷「あのドームがかっこよかったんだけど…ってのは、個人的意見だけど…そして、ついに日本一の高みへ。」
み「……(^^;」
ほ「……(^^;
つーか、なんだ?この奇妙な物体は…。」
雷「本邦初公開、自画像の通称『風船頭(バルーンヘッド)』だけど何か?
まぁ、ほぼマウス書きのフリーハンドなんで歪んでるのは勘弁(笑」
ほ「…もういい…(--;」
み「…店長…本当に人間ですか?(^^;」
雷「いちいち、うるさいなぁ…。
ともかく、後は下山するだけなんだけど、富士宮口は行きと帰りが同じ道。しかも、何度も来てるって訳で、帰りの順路変更。『御殿場口』から下山して、途中で宝永山経由で、富士宮口6合目に戻るルートに。」
ほ「相変わらず、いい加減な…(^^;」
雷「いつも同じじゃ飽きるからね、っと、思ったのが運のつきだった。」
み「何かやらかしたんですか?(^^;」
雷「まぁ、あせらない。
ともかく7時過ぎに下山開始。
こちらのルートはかなり人が少ないので下りるのは楽(?)。天気も曇ったお陰で、暑過ぎず、日焼けもあまりせずにすんだしね。
ところが、8合目まで下りたところで、水が尽きた。」
み「えっと、1,5ℓ持っていたんですよね?」
雷「まぁ、もともと水をよく飲む体質だしなぁ…。で、ただ下りるだけなら多分我慢してたかも知れないけど、寄り道してるんで、山小屋でお茶のペットボトルを一本購入。
なんと、一本500円!」
ほ「高っ!Σ(@@;」
み「流石にびっくり(^^;」
雷「まぁ、これはしょうがない。富士山では高度と物価が正比例してるから(苦笑
今はブルドーザーで上がってけど、労力かかってからねぇ。
あと、8合目あたりから宝永山を見た所。」
雷「さて、7合目まで下るとこの『御殿場口』最大の見せ場、『砂走り』がある。
折角なんで、分岐地点まで少しやってみた。
すっげー、楽しいけど、怖すぎる(爆
本当に一歩で1~2mぐらいすっ飛んで行ける…が、逆に止まらない止まらない(汗
これで転んだら確実に死ねると思いました。楽しかったけど。」
ほ「どっちだよっ!(^^;」
み「本当に店長、こういう事好きですねぇ…(^^;」
雷「まぁね。
しかし、異常に疲れるんで途中で普通に下って、宝永山の分岐へ。」
宝永山から富士山側を見る。
み「凄い風景ですね。」
雷「確かにそうそう見れない絵ではある…が、落とし穴があった。
まず、宝永山は途中で行き止まりになる。一度戻って、富士宮へ行くには火口に下りるルートしかない。(一応火口に下りない、大きく回避するルートもあるようですが)
しかも、下りは『砂走り』の様で、岩がかなりゴツゴツして下り難い事この上ない。
更に、一度火口に下りたら、今度はまた登り…夜通し富士山を登って疲労困憊の体に、更にとんでもない試練だった。…お茶が無ければマジで倒れてたかも(汗」
み「大変なルートですねぇ…(^^;」
雷「まぁ、本気で気力だけで歩いてた感じ。
傍から見たら、ゾンビが歩いてるもんだよ(苦笑
んで、もう少しって所で、小学生らしき団体が向こうからやってくるんで、思いっきり道を譲るふりして、休憩してた。つーか、邪まな考え一つ浮かばなかったぐらい、いっぱいいっぱいでした(爆」
ほ「そこで、何を考えろって言うんだか…(--;」
雷「まぁ、冗談だけど(ぉ
余裕は無かったな。何とか6合目まで着いて、休憩。アイス1個200円は普段なら高いと思うだろうけど、それ以上の美味しさだったね。
ちなみに、アイス食べてたら、山小屋のバイトの娘に(疲れてる事を)心配されちゃったよ(苦笑」
み「よっぽど疲れて見えたんですね(^^;」
ほ「営業スマイルみたいなもんだろ(^^;」
雷「まぁ、どっちも否定できないけどね。
ともかく、5合目に下りたのが10時。なんと下りは3時間しかたってない!
まぁ、砂走りで短縮したのもあるけど、宝永山はもっと居た気がするんだけどねぇ。
さて、そのまま帰る体力は流石に無かったんで、車でまた寝て、11時ごろ目が覚めたんで、富士山を後にする。
余談ながら、流石に土曜日だけあって、駐車場は満杯。五合目から2,7km下がった所まで路上駐車してた(汗」
み「シーズンだからねぇ…(^^;」
ほ「しかし、五合目に行くだけで疲れそうだ(^^;」
雷「そんなこんなで、疲れきっていたんで、他に何もせずに、高速に乗って帰宅。本当に疲れた旅でした(苦笑」
み「長かったねぇ…読む人大変だねぇ(^^;」
ほ「まったく。読みやすい旅行記にならないのが雷太らしいが(^^;」
雷「…ほんと、最後までケチをつけるなぁ…(泣
さて、富士登山は確かに大変だけど、ヲタの自分でも登れる山です。
皆さんも一度登って見ては如何でしょうか?そこには他では見れない景色が見れますよ。」
富士山に、一度も登らぬ馬鹿、二度登る馬鹿。
ほ「何度も登ってる雷太は、大馬鹿だな(^^)」
雷「うっさい!」
かおるんるん。